この記事を書こうと思ったきっかけは、とてもシンプルでした。
受験のサポートで母親の私は何ができるのかなと思って「中学受験 母」と検索してみたんです。
すると、画面に出てきたのは、ヒステリー、うつ、メンタル崩壊、異常、気が狂いそう…といった、想像以上に強い言葉ばかりでした。
わが家はまだ小4で、塾に通いはじめたばかりです。
今のところ、私自身のメンタルがきついという段階ではありません。(受験以外ではいろいろあるけれど。。)
でも、これから学年が上がっていく中で、中学受験に向けて並走する先輩ママさんたちが、実際にぶつかってきたしんどさを、まったく知らずに進むのは少し不安になってきました。
だからこそ今回は、「中学受験 母親 ヒステリー」と検索する方がどんな不安を抱えているのかを整理しながら、しんどい、気が狂いそう、メンタル崩壊やうつが心配、ヒステリーノイローゼや狂気、異常と感じるほど追い込まれる前に、どんな兆候に気づき、どう対処できるのかを事前に知っておこうと思います。
「中学受験は母親で決まる」という言葉の重さや、ヒステリーが子どもに与える影響、ヒステリーになりそうな時の対処法、きれいごとでは乗り越えられないと感じたときの考え方、そして解決しない不安とどう付き合うかまで、今の私なりに丁寧にまとめていきます。
記事のポイント
- ちゃんとやろうとしているからこそ、母親が壊れそうになる理由
- 「こんな自分おかしいのかも」と感じてしまう、その苦しさについて
- ハーブティーを飲んだくらいでどうにかなる状態じゃない
- 一般的な対処法が一切効かなかった中で、それでも私がつないできた方法
中学受験を前に母親がヒステリーに悩む現実
ここでは、先輩ママさんたちの体験談や一般的に言われている傾向をもとに、「実際に何が起きているのか」を整理しながら、今の私の立ち位置から感じていることもあわせて書いていきます。
まだ当事者ではないからこそ、少し距離を持って見られる部分もあるかなと思っています。
ただ、受験ではありませんが、感情がコントロールできなくなる経験はすでに味わっているので、そのしんどさの片鱗はわかるつもりです。
しんどい気が狂いそうと感じる瞬間

中学受験に関する情報を見ていると、しんどい、気が狂いそうという言葉が繰り返し出てきます。
実際には、毎日の勉強管理や成績の波、家庭内の役割の偏りなどが積み重なり、常に気が張った状態が続くことが大きな負担になっているようです。
わが子の成績や模試の結果に一喜一憂しながらも、長期間にわたってペースを保たなければならない点に、精神的な疲労が蓄積されてしまっているのでしょう…
一方で、今の私自身は小4で塾に通い始めたばかり子の母親なので、そこまでのしんどさは感じていません。日々のサポートも比較的シンプルです。
ただ、この「まだ余裕がある状態」がいつまで続くのかは正直わからないのですが、実際には「突然つらくなる」というより、少しずつ負担が積み重なっていくケースが多いようです。
だからこそ、早めに知って回避できるように備えておきたいと思いました。
メンタル崩壊やうつに陥る背景
メンタル崩壊やうつといった言葉が出てくる背景には、単なる感情の問題だけでなく、生活リズムや環境の影響も大きいとされています。
たとえば、睡眠不足や慢性的な緊張状態は、感情のコントロールを難しくする要因になると一般的に言われているようです。
また、中学受験では母親が生活面や学習面のサポートを担うケースが多く、責任感の強さがそのまま負担の大きさにつながってしまっているのではないでしょうか。
結果が出ないときに「自分の関わり方が悪かったのでは」と感じやすい点も、精神的な消耗を招く要因なのかもしれません。
私自身も子どもが今後受験学年に近づくにつれて、関わる量や考えることが増えていくのは確実だと思います。だからこそ、体調や余裕を守ることも受験の一部として意識しておきたいです。
ヒステリー、ノイローゼと狂気や異常の兆候

「中学受験 母」と検索した時に出てくる、ヒステリー、ノイローゼや狂気、異常といった強い言葉は印象的ですが、実際にはそれに至るまでにいくつかの段階があると考えられているようです。
たとえば、イライラが増える、感情の波が激しくなる、子どもの言動に過敏になる、といった変化が積み重なっていくケースです。
また、受験という環境自体が「結果がすべて」という空気を持ちやすいため、親の不安や焦りが増幅されやすいとの情報もありました。
その結果、感情がコントロールしにくくなり、強い言葉や態度として表に出てしまうことがあるようなんです。
こういった情報を目にして、「特別な人の話」とは全く思えませんでした。
一生懸命子供に向き合えば合うほど、誰でもそうなり得るのではと感じました。
怒鳴る、人格を否定する言葉が増えるなど、自身の兆候を感じているお母さんもいるかと思いますが、同時に罪悪感とも戦っておられるのでは、と同じ母親として胸が痛みます。
中学受験は母親で決まるという重圧
「中学受験は母親で決まる」という言葉は、実際に多くの場面で語られています。
これは、母親が生活管理や学習サポートに関わる割合が大きいことから来ていると考えられます。
ただし、この言葉が強く意識されすぎると、母親ひとりが結果を左右する責任を背負ってしまう構造になりやすいとも言われています。
でも!
結果的にヒステリーになってしまっているけれど、この受験期に真剣に向き合わなければ「母親として一生後悔しそう」と私なら思ってしまうと思います。
だから何よりも子供のために何ができるか、できそうなことはないか、いつも考えてしまうんですよね。
「中学受験は母親で決まる」なら一肌脱いでやろうではないか、と愛情深いお母さんなら思ってしまうと感じます。
それがスムーズに展開しないからいろんな感情に苦しんでしまうんですよね。
▼受験生の母親として「覚悟を決めるべく」読んでみたのですが、追い詰める内容ではなく、良い意味で参考になる箇所がたくさんありました。
洗い物がたまって使うお皿がなくなった、とか、旦那様とも役割分担、何よりご自身が楽しんで子供のサポートをする様子が伺えて、ふと肩の荷がおりるポイントもたくさんあり、読んでよかった本です。
ヒステリーが子どもに与える影響と思い出される私の過去
ヒステリーが子どもに与える影響については、多くの体験談や教育関連の記事でも指摘されていますよね…。
親の感情が強く出ると、子どもは勉強内容よりも「怒られないこと」を優先して行動するようになるケースがあるとか。
調べてみたところ、わからない問題を隠す、結果を正直に伝えにくいと思ってしまう、失敗への不安が強くなることで、挑戦を避ける傾向が出る…と。
でも実際ヒステリーで悩んでいるお母さんは、こんな情報百も承知だと思います。
だからヒステリーになってしまう自分にとても苦しい思いをされているのだと思います。
受験生の母になり、こんな情報を目の当たりにしたら、ふと下の子がイヤイヤ期の癇癪が毎日酷かった時期を思い出しました。
もう思い出したくもない過去として封印していたくらいですが、ヒステリーで感情のコントロールができなくなり、クローゼットを思い切り蹴っ飛ばし穴をあけた時は、自分は異常だと怖くなった経験があります。
子供の泣き声に強いストレスを感じ、年中全身に蕁麻疹ができていたっけ…。
受験期とはまた状況や抱えるものも違うと思いますが、どうやって乗り越えたのか下の記事で振り返ってみます。
ご参考になれば…
中学受験で母親のヒステリーを和らげる対処法なんてあるのか
ここからは、一般的に言われている対処法を整理しつつ、それでも苦しくなってしまう理由、そして私自身が、中学受験ではないけれど、イヤイヤ期や激しい子供の癇癪が続いたしんどい時期を、どうやってやり過ごしたかを振り返ってみます。
きれいに解決したわけではありません。むしろ苦しみもがいた辛い過去です。
でも、「自分だけじゃない」と思えることや、これ以上追い込まれないためのヒントにはなるかもしれません。
我が子の中学受験期に私自身のメンタルが不安定になったら、またこの方法で乗り越えようと思います。
一般的に言われるヒステリー対策
イライラやヒステリーを和らげる方法としては、よく次のようなことが挙げられていますよね。
- 睡眠をしっかりとる
- 一人の時間をつくる
- 深呼吸をする
- 散歩をして気分転換する
- 甘いものや好きな飲み物で自分を労わる
- 夫や家族に状況を共有する
- 完璧を目指しすぎない
- 子どもと少し距離をとる…などなど
中学受験の渦中のお母さんに向けた、ヒステリーやイライラの対策を調べてみましたが、イヤイヤ期の私が調べた対策とほとんど同じ内容の羅列でした。
どれも間違っているとは思いませんし、実際にこうした方法で少し楽になる方もいるのだと思います。
受験期の母親は、生活管理、学習の見守り、メンタル面の支えなど、どうしても担うことが多くなりがちです。だからこそ、自分の心と体を整えることも大切だと言われるのでしょう。
一般的な対策が効かないから苦しいんだ
ただ、ヒステリーや強いイライラで本当に苦しくなっている時って、こうした一般的な対策って効きます?!
私も1日中子供が大きな声で泣いて暴れる時は、すがる思いで全部試しましたよ。
- 一人の時間、散歩、子どもと少し距離を取る→帰ってから事態が好転しているわけもなく、現実に引き戻されるだけ。むしろ家を空けた分、家事は溜まっているし翌日の自分に降りかかるだけ。
- 深呼吸をする→深く深く息を吸っても修羅場は収まっていない。
- 甘いものや好きな飲み物で自分を労わる→ハーブティだってリラックス効果があると言われるものをいくつも買ったけど、喉を潤わして終了。お菓子だって自分用に取り寄せてイライラするたび口に運んで太って終了。お菓子食べても子供は泣いている。
- 夫や家族に状況を共有する→夫との意見の食い違いや、今だけだから~という吞気さに余計イライラ。もはやこの人にはもう何も相談しまい、と誓ったほど。
- 完璧を目指しすぎない→完璧なんてとっくに諦めていたよ。でも最低限の家事育児は放棄できないし、放棄したら家が崩壊するでしょ。
試せば試すほど、こんな対策法が掲げられていることに反発や絶望感を覚えました。
▼これだけは毎日重宝していました。じんわり温まって心地よく、今でも使っています。
きれいごとで乗り越えられるか!!

一般的に「ヒステリー対策」と言われるものは、正直、極限状態では驚くほど役に立ちませんでした。
子供の泣き声が恐怖になり、感情がコントロールできなくなってクローゼットを蹴飛ばし大きな穴を開けたこと(修繕費7万円なり)、ティッシュボックスを思い切り踏み潰した事…
そしてその後に襲ってくる罪悪感や先の見えない不安や絶望。
本当は穏やかに過ごしたいし、怒鳴らず優しい言葉で導いてあげたい。子供を傷つけたり追い詰めることも言いたくないのにそれができない苦しみ…
状況は違えど、中学受験でヒステリーな自分に悩むお母さんも同じように苦しんでいるのかな、と思ったら母親通し気持ちがわかる分、そばに言って背中をさすってあげたい気持ちです。
「こうすれば楽になる」という手垢のついたアドバイスが通用しないほど、現実は過酷なんですよね。
じゃあ、どうやってその修羅場の時期を乗り越えたか、私がもがいてこれだけは有効だったとこを下に書いておきます。
結局、私はこうしてやり過ごしました

正直に言うと、「これをしたら一気に治った」というものはありません。
でもこれらを繋いで繋いでなんとか大変な時期を乗り切った、というものです。
家族以外の相談者をみつけた
私のイヤイヤ期の支えとなってくれたのは、地域の保健士さんと心理士さんでした。
最初の出会いは、3歳児検診の時にわが子だけ泣き叫び、私が疲弊している様子を見つけて保健士さんが声をかけてくださったのがきっかけでした。
お母さん頑張ってるよ、辛いよね、泣きたいのはこっちだよね…と声をかけてくださり、正直に「辛いです」と涙ながらに全部打ち明けることができました。
一時預かりを提案して下さったり、育児で悩んで疲れているお母さんたちとの座談会に呼んで下さったり、定期的に電話を下さったり、そのたびに胸のつかえを全部吐き出すことで、なんとか辛い時期をやり過ごせました。
受験に悩んだ先輩ママも同様のことを言っていました。
その方の心の拠り所は「塾の先生」だったそうです。
定期的な面談で気持ちを共有し「お母さん、学習のことは我々の責任です。お母さんは温かいご飯を作ってあげるだけでいいんです」と言われ、ふっと心が軽くなったとのことでした。
心療内科に通い、カウンセリングや薬に頼った
これも保健士さんからの提案でした。
お薬も処方されることになり、正直私は、心療内科に通って薬を飲まなくてはいけないほどなんだ、と落ち込みました。
でも医師の「ハサミと同じで、使い方を間違えたら危険だけど、正しく使えば(服用すれば)とても便利で有効なものと思えばいいよ」の言葉で、なるほどと納得した記憶があります。
2週間に1度のカウンセリングもつけていただき、子育てで絶望する出来事や、感情がコントロールできず辛いことがあっても、数日後にカウンセリングがあると思ったら「その時相談してみよう」と心の支えになりました。
私の場合は、自分の気持ちをさらけ出せる家族や友人以外の存在が心の支えになったと思っています。
家族や友人だったら、いつもいつも弱音を吐いたら迷惑かな、とか、こんなこと言ったら引かれないかな、ダメな母親と思われたくないな、と考えてしまったかもしれません。
私はプロの方々のおかげでなんとか渦中を乗り越えました。
いまでも「悩んだらあの病院に電話しよう」「子育て相談に駆け込もう」と思うことにしています。
中学受験で母親がヒステリー/まとめ
「中学受験 母親 ヒステリー」と検索して見えてきたのは、決して一部の特別な人の話ではなく、多くの家庭で起こりうる現実でした。
長期間のプレッシャーや責任感の中で、母親の負担が大きくなりやすい構造があることも、少しずつ見えてきた気がします。
私自身はまだ受験の渦中にいるわけではありませんが、子育ての中で一度、感情がコントロールできなくなり、メンタルを崩した経験があります。
だからこそ、「ヒステリー」や「メンタル崩壊」という言葉が、決して他人事とは思えませんでした。
あのときのような状態にまた飲み込まれないために、どうすればいいのかを、今のうちから考えておきたいと思っています。
正解があるわけでも、きれいに乗り越えられるとも限りません。
ただ、もし今まさにその渦中にいるお母さんがいたら、
そのしんどさは決して特別なものではないし、ひとりで抱えるには重すぎるものだと思います。
同じ母親として、その大変さに向き合い続けていること自体に、静かに頭が下がる思いです。
だからこそ、子どもだけでなく、自分自身のことも守りながら、この長い時間をなんとか乗り越えていけたらいいなと思います。

